近接センサが不調です。その3
「近接センサが不調です。その2」の続きです。
メーカーと相談してタイミング調整のために
「コンデンサ」という部品を使ってみることにしました。
電気を学んだ人間なら必ず理解が必要な部品と現象?です。
(画像はネットより拝借しました)
ザックリ言うと電気の充放電ができる部品ですね。
充放電をするので通電に若干の時間差が生じるのを利用して
「反応が速すぎて実際より多く枚数を数えてしまう問題」の
解決を図ります。
カウンターの制御箱の中、
センサーの接点に並列にコンデンサを取付します。
矢印の豆粒のような部品がコンデンサです。
(コンデンサにも容量と仕様。極性があるのでメーカーを相談して選定しています。)
実際に稼働してみるとうまくカウントできるようになりました。
「やりましたね!。」
思わず機械の担当者さんと握手をしてしまいました。
あとは微調整でなんとかなりそうなので弊社の作業は終了です。
興味深い仕事で大変勉強になりました。
御依頼ありがとうございました。