パンザマストの撤去しました。その1
「パンザマスト」・・・何それ?。
一般の方はそうでしょうね。
普通道端に立っている電柱、電信柱は大抵、鉄筋コンクリート製です。
このコンクリ柱を建てるには専用の「建柱車」が必要なのですが
狭いところや極端な急坂、山林、軟弱地盤、建築物に囲まれた空間など々
車両が入れない場所には建ちません。
そもそも現場まで十数メートルの一本物の柱を運び込める状況か?というのも
ありますね。住宅街の狭い路地だと積載車が右左折曲がれないことも・・・。
とはいうもののそういう場所でも電柱が必要な場合は当然あるわけで。
そんな時に「パンザ柱」「パンザマスト」の出番です。
パンザ柱とは組み立て式の柱のことで円錐状の鋼管を
積み上げることで柱状になるという便利な物です。
お菓子の「とんがりコーン」を積み上げる様子を御想像ください
こんな感じの部材を組み立てていきます。
(日鐵住金建材株式会社HPより)
左の一番太いのと2番目のが地中に埋まる部分です。
後は太い方から順に積み上げていくだけで数メートルから10数mの
立派な柱が完成。
道具があれば人力で積み上げられるそうです。
さて、大変便利なパンザ柱ですが用が済んで要らなくなる場合も
稀に発生します。
・・・・・どうやって撤去するんでしょう?
次回は撤去の方法です。
続く。