ガッタンゴーって?
岐阜県飛騨市神岡町と言って思いつくのは、何と言っても今年2015年のノーベル物理学賞受賞の梶田隆章
先生がニュートリノに質量がある事を発見した「スーパーカミオカンデ」のある町です。
とは言ってもその場所は公表されていませんが、、、。
その神岡町にあった道の駅の名前は「宙ドーム・神岡」。宙と書いてスカイと呼ぶようです。
つまり「宙(スカイ)ドーム・神岡」です。
この日はあちこちに「祝ノーベル賞梶田先生」の垂れ幕や横断幕が飾られ、町全体が誇りに思っているようでした。
そしてなんといっても見たかったのは、ココに展示されテレビで放送され有名になった光電子増倍管です。
デカイです。これが11,200本並んでニュートリノを観測しているんだそうです。圧巻だろうなあ~。
スーパーカミオカンデは旧神岡鉱山跡に作られたんですが、
その神岡鉱山から産出された石を運んだのが神岡鉄道。
神岡鉄道も2006年に廃線となりましたが、「この線路は町のシンボルであり、地元民のルーツだ。これを子供たちに残して行きたい」
有志が知恵を出し合い試行錯誤の末、完成したのがレールマウンテンバイク 「ガッタンゴー」 です。
出発駅の旧奥飛騨温泉口駅です。
レールマウンテンバイクとは、マウンテンバイク2台をそれぞれ線路を走れるように連結してあり、ペダルをこいで
レールを走ると電車のように「ガッタンゴットン」という振動と音が楽しめます。
24回もここに通っている方もいらっしゃるようです。分かるような気がします。
鉱山前駅からは神岡の町並みが見えました。
紅葉にはちょっと早かったかもしれません。
町の資産を次世代に伝える、すごく大事なことだと教えられました。
今度は天気のいい日に走りたいです。