マンションの設備更新しました。
築36年のマンションの全面塗装をされるお客様に、照明と各戸分電盤のリニューアルを提案し採用して頂きました。
塗装前です。水垢や長年の汚れが目立ちます。
全然印象が変わりました。落ち着きのある感じになりました。
照明は廊下や通路の共用蛍光灯照明をLED照明にリニューアルしました。
サビも浮き始め、年代を感じます。良くがんばったね、と声をかけたいです。
今までの明るさ(蛍光灯20w)を維持し、球替えの心配もなくなりました。
維持管理が助かる、とオーナーさんに喜んで頂きました。
そして各部屋の分電盤もリニューアルしました。
分電盤と言うと一般の方はほとんど意識していない、と思いますがこれも消耗品です。
分電盤の一般的な寿命は15~20年なんだとか。
でもこちらの建物は築36年。当然分電盤は一度も変えた事が無く、こちらもよ~~くがんばってます。
時代を感じますね。 ↓ ↓ ↓
ブレーカーは古くなってくると使いすぎてもいないのに切れてしまったり、切れてしまうと入らなくなるように
なってきます。特に主幹ブレーカーは漏電遮断器能がついており、電気設備に漏電が発生すると自動で
電気を遮断し、電気設備からの火災や感電を未然に防いでくれる大事な役割を持っています。
もし漏電遮断機が経年劣化による故障になっていたら、生活が不便になるだけじゃなく、家の財産、生命を
も奪われるかもしれません。
一度ご家庭の分電盤も確認して下さい。
その時に漏電遮断機が正常に働いているか、のテストもして下さい。
このボタンを押して、漏電遮断機が落ちて、電気が止まったら正常です。そのまま復旧して下さい。
もし落ちなかったり、入らなくなってしまった時は当社へご一報ください。
https://www.hara-den.jp/archives/3930 2015/8/27の投稿です。こちらもご覧ください。
そしてスマートメータへの取替です。
今、全国で電力量計が今までのタイプからスマートメーターへの取替が進んでいます。
これは来年から始まる電力自由化にとって大事な物です。
これによって今後様々なサービスが受けられるようになります。
これはなかなか見る事はありません。右がスマートメーターです。
スマートメータに変わる事で分電盤の中も変わっています。
今まではSB(サービスブレーカー)が盤内にありましたが、スマートメーターに変わると同時にSBは不要となり撤去されます。
電気の設備っていうと、照明器具やスイッチコンセント、家電といったイメージになりがちですが、
電気の入口となる分電盤もたまには気にして見て下さい。
不安の事があればご一報ください。喜んでお伺いします。