熊本地震に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
平成28年4月14日、熊本県大分県にまたがる地震が発生し、その後1000回を超える余震が続きました。
テレビでの報道を見るたびに、少しでも力になれないかな?といてもたってもいられずにいました。
実は東日本大震災の時に、私が所属している愛知中小企業家同友会の仲間と一緒に少しばかりの
支援を行ったんですが、その時の資金が残っていました。
今回その資金を使わせていただいて、熊本地震の被災地に支援物資を送ろうと決心しました。
その時の仲間にはSNSでその旨をお知らせして、すぐに行動しました。
10tトラック、水2Lペットボトル3600本、マスク22000枚、トイレットペーパー576個、周りに声掛けをし
二日で準備完了。その翌日、積み込みし熊本へ出発しました。
4/22の夜明け前5時、福岡県基山PAには支援と思われる商用車やトラックでいっぱいでした。このPAにある
コンビニでは、普段はデザートなどが並んでいる棚にもおにぎりや弁当が並べてありました。
荷下ろし待機場所である熊本県民総合運動公園には各地から集まってきたトラックがたくさん並んでいました。遠くは岩手県から。
荷下ろし場所はうまかなよかなスタジアム。サッカーJ2ロッソ熊本のホームスタジアムです。
市役所の方、ボランティア(?)の方々、自衛隊の方、たくさんの人たちが働いていました。
愛知県の東邦ガスも災害復旧の応援でしょうか、たくさんの方たちが熊本へ来て頑張ってくれています。
写真は東邦ガス専用の待機場所です。ここから各地へ復旧作業に向かうんでしょう。
荷下ろしが無事に完了し、益城町へ向かいました。
東日本大震災の時も岩手県、宮城県沿岸へ行きましたが、その時とは違う光景でした。
熊本大神宮 熊本城天守閣
飯田丸五階櫓 熊本市役所前
現地に行ってみて気づいた事は、直下型地震の特徴なんでしょうか被災範囲が狭い地域にありました。
特に益城町では道路が狭い上に復旧や支援物資輸送の車両、避難場所に出入りする方々、報道の車両や
警察車両など、たくさんの車が行きかっていました。
それらとは違って、私たちのように野次馬気分で現地へ行くと復旧や輸送の邪魔になるだけで迷惑をかけて
いるだけになってしまう事に気づきました。
しかし、現地の状況を伝えることも大事だと思い、ここに掲載しました。
一日でも早く普段の生活が戻ることをお祈り申し上げます。