原因不明のミニクリプトン球切れです。続き
「原因不明のミニクリプトン球切れです。」の続報です。
当方では打つ手が無くなってしまったので電力会社に頼むことにしました。
(ここからは後で報告受けた内容で立ちあっていませんので写真はありません)
中部電力の窓口担当へ状況を説明して調査を依頼。
担当の方も半信半疑ですが一応現場担当者を派遣して
状況をみてくれることになったそうです。
現地で一通りの調査をしましたが、やはり異常無し。
念のため電圧記録装置を設置してくれました。
(写真は当社所有の多回路モニターで今回実際に使われたものではありません、
あくまでイメージです)
こんな感じで一定期間の電圧変動を記録するというもの。
というのも電気は常に安定している訳ではありません。
微小な電圧変動が常に発生しています。
「瞬停」といって人間には気が付かない瞬間的な停電や
逆に定格110Vを超える電圧が瞬間的に発生していることもあり
電球によってはそれが原因で劣化したり切れてしまうこともあります。
電化製品には色々な対策がなされ安全率も見てあるのでそう簡単には壊れませんけど
電球は仕組みが単純なので影響を受けやすいという話もあります。(逆の説もあります)
いろいろな可能性を考慮してくれての対応です。
こうして測定器をセットしておけば人間がつきっきりで見守ってなくても自動で記録し続け、
あとでログを調べれば変動のあった時間がたとえ夜中でも判るという仕掛けです。
1ヶ月測って異常無し。
念のためもう1ヶ月測ってもらいましたがやはり異常無し。
さて、不思議なことにこの2ヶ月一度もクリプトン球の球切れはおきませんでした。
その後も切れません。
通常の寿命と思われる時間までシッカリ点灯しています。
・・・・・・謎です(笑)
もしかして中部電力がこっそりと送電側で対策したのでは?(笑)
と思えるくらいパッタリ改善されてしまいました。
お客様には何か異常があれば連絡もらえるようお願いしておきました。
ちなみに今回の中部電力の対応は無償です。
普段は御役所対応(失礼)で腹が立つこともままありますが
こういう金額に出ない対応にはいつも頭が下がります。
中部電力の担当の方々、ありがとうございました。