テレビが映らなくなっちゃったんですけど、、、と、電話を頂きました。

9/16敬老の日、台風18号が通過して青空が見え始めたころ、一本の電話を頂きました。

「テレビが映らなくなっちゃったんですけど」。

外は台風の余韻なのか、まだ風がそこそこ吹いていましたが、こう言う時こそテレビの情報が大事だと思い「すぐに伺います」!

 

到着してお客様に話を伺ってみると、家中のテレビが写らないとのこと。

こういう場合は、「ブースター」に原因がある事が考えられます。

通常ご家庭には何台ものテレビがあります。しかしアンテナは一本しかありません。

複数のテレビに一本のアンテナから電波を供給するほとんどの場合には電波が弱くなります。

そのために「ブースター」と呼ばれる増幅器が設置されています。

「ブースター」本体は屋根上のアンテナの下にあり、そこに電源を供給する「ブースター電源部」はリビングのテレビ裏に置いてある事が多いのです。

この「ブースター」が正しく働いていないと家中のテレビは全く映りません。

DSCN2035_R

お話を伺い、「ブースター」をチェックしました。

電源部はちゃんと作動しているか?屋根の上に電気を送っているかを確認したところOK!

キチンとAC18Vを出力していました。

DSCN2036_Rこの白い箱が「ブースター」本体です。

 

残るは屋根上の「ブースター」本体のチェック!ですが、ハシゴでは家の構造上大屋根に届かないと判断し

高所作業車を使用する事にしました。

DSCN2042_R

 

確認すると「ブースター」の電源ランプが点灯しておらず、下からの電源が来ていない事が判明。

配線をチェックすると外れていました。

キチンと接続すると電源ランプが点灯し、テレビも映るようになりました。

せっかく屋根上に上がったので台風での瓦破損がないかを確認し、写真に撮りお客様に見て頂きました。

 

今回の台風18号は風雨とも近年では強かったと思いますが、岡崎市内では大きな被害も無く良かったです。

まだ台風シーズンは続きます。みなさん、気をつけましょう。

 



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