古い電気配線には要注意です

日曜日にとある御宅より依頼があり

「先日そちらで取り付けてもらった照明が一部点かなくなった」とのこと。

工事の不具合か?でも「一部」というところに引っかかりを感じつつ、

来客が見える直前とのことだったので急いで駆けつけました。

調査を開始するとブレーカも入っているし他の照明コンセントは使えます。

電気回路のごく一部だけが電気が来てない、途中で切れてる様子。

幸い平屋で天井裏に上がれるので(先日の工事でも上がってます)

配線を目視で確認しながら検電器で検査していくと・・・・

ありました!!。古い引っ掛けシーリングボディのところで

電気が止まっていてその先に送ってません。

胎蔵寺調査前

部屋に下りて部品を開けて見ると・・・内部でパチパチ小さな火花が。

胎蔵寺調査シーリング劣化

火事になる前に発見できてよかったですが、冷や汗ものでした。

古い器具では錆や埃などで接触不良が起こりやすくなります。

引っ掛けシーリングボディを撤去して年代物の露出コンセントも交換。

無事に復旧できました。

ほんとは既設の古い配線と配線器具を全て取り替えてしまいたいところですが

予算の都合と建て替えを検討されてるとのことでしばらくこのままです。

あ、それから写真のような蛸足配線は火事の元なんでやめてくださいね。

ほんとに危険ですから。

 



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