電柱のヒューズが切れたため停電。
町内のカットサロンより問い合わせです。
「電気が点くとこと点かんとこある、
調べてくれる?」
「喜んで!」
通常、電気が来たり来なかったりするときは
分電盤の個ブレーカ(回路ごとのブレーカ)が
落ちてることが多いのですが今回は全部入っています。
大元の主幹ブレーカで確認すると電力会社のサービスブレーカ
(通称SB)の2次側で3線あるうちの1線に電気が
来ていません。
ということはSBの故障か電柱から建物までのどこかで
電線が切れている可能性があります。
目視で見た範囲では建物の幹線は異常は無さそうです。
建物側の支持点より上流は電力会社(ここの場合は中部電力)の管理なので
当社では触れません。
中電へ連絡して一度引き上げます。
1時間ほどしてお客様より電話があり中電が来て復旧したとのこと。
早く復旧できてよかったです。
原因は電柱側のヒューズ電線が接続部で折れて切れていたそうです。
ちなみにこれがヒューズ電線。
中央の筒部分の中がヒューズの役割をします。
電柱の赤丸部分、といっても関係者以外は良く判りませんね。
過電流による溶断では無いようですなので前日まで台風が来ていて
風がすごかったので揺さぶられている間に金属疲労>破断して
しまったのでしょうか。
御依頼ありがとうございました。
(記事内の画像はネットよりの引用です)