ディズニーランドに行って来ました、その3
先日のディズニーランドのことです。
ランド内はどこを歩いても地面には全くゴミが落ちてませんでした。
ゴミ箱も絶えず投入されているのに一杯になっている場所は
一箇所もありませんでした。
そんなに大きなゴミ箱でもありません。数も限られています。
日中はともかく夜8時過ぎの帰るころまでその状態が保たれています。
あの来客数と混雑でこれはすごい!。
更に不思議なのはゴミを回収したり掃除をする人を見かけないこと。
たくさんたくさんゴミが出ても始終回収していれば(それも限界あると思いますが)
綺麗かもしれません。でも、そんな人もいませんでした。
???
・・・・実は一度だけその秘密の一端を垣間見ました。
休憩に縁石に座ってお茶を飲んでいたら目の前に紙パックのジュースが
落ちてました。(大発見!!)中身も少しこぼれています。
するとまもなくキャストの女性が一人、さり気に歩いてきました。
紙パックの前まで来るとどこからともなく細身のチリトリとホーキを
取り出して紙ナプキンを地面に落とし
(かがんで拭いたりせずに落としただけです)
こぼれたジュースを染み込ませ
すっと一履きで紙パックと紙ナプキンをチリトリに入れ、
何事も無かったように立ち去って行きました。
その間わずか数秒。体を曲げることもなく直立したまま、
(しかも笑顔は絶やさず)
ちょっと立ち止まった程度で掃除して行きました。
隣に立ってても気が付かないんじゃないか、と思うくらいのさりげなさ。
細身のホーキとチリトリもセット品で合体させると女性の
体の側面にフィットして「あの棒みたいな物、何の道具かな」
くらいのスマートさ。専用に作らせてるんでしょうか。
とにかく感心しました。
聞いた話ではディズニーランドにはキャスト用の地下通路があり
物資の運搬やキャラクターの交代要員はそこを通っているのだとか。
ゴミも人目に付かないよう運び出してるんでしょうか。
夢を売る為にあらゆるところに徹底した気配り。
恐るべしディズニーランド!。