電気の契約は時々見直しましょう。
得意先での出来事です。
「電気代が高いので減らしたい。
よく判らないから見てもらえないかしら」
「喜んで伺います」
こちらの御宅は以前は商売をされていたので
結構な電気を使ってみえたのですが御主人が亡くなられて
商売をヤめられたので昔ほど電気を使わなくなっているのです。
契約を確認すると電灯の回路契約で21KVAというビックリするような
契約容量でした。
月々の使用量も5万円から7万円(?!)とか。
店舗の分を考えても相当大きな契約ですね。
基本契約料だけで6720円、ちなみに一般家庭の6KVA契約だと
基本契約料は1680円です。
全然違いますね。
他にエアコン用三相動力契約もあるので合計するとスゴイ金額です。
しかもこれとは別に温水器の為の深夜電力契約が残っていました。
これも新築時には電気温水器がはいっていたのですが
10年以上前に故障を機にガスボイラになっていたそうなので
不要な支払いです。
温水器廃止時に中電とへ契約見直しをされたらよかったですが
設備屋さんが切替工事だけして電気の契約はそのまま残ってしまったようです。
電灯の主幹漏電ブレーカが古いので減設も兼ねて新品に取り替え。
というのもブレーカも機械物、劣化するからです。
(古くなると感度が悪くなったり反応しなくなることが結構あります)
ビフォー
アフター
どこが変わったのでしょう?。
電灯分電盤左上黒い大きなブレーカが一回り小さいグレーのブレーカに
交換されています。
後日、集金に伺うと「電気代の負担が軽くなった」と
大変喜んでいただきました。
御依頼ありがとうございました。
追記:
後日、深夜の契約は廃止されていて中部電力と御客様と
弊社との伝言ゲームで行き違いだったことが判りました。
10年も過払いでは大変なことですから良かったです。