電気メーターが隣にはみ出してます。
町内の御客様より相談ありました。
「うちの電気メーターが隣にはみ出してるらしいんで
なんとかできる?。
御宅で扱ってる仕事かしら?。」
「???。とりあえず見させてください。」
なぜ???かというと中部電力の送電時のしゅん工検査で
メーター位置や高さ、取付方法などが細かく決められているからです。
完成時に検査が通ってるなら問題無いはずなので今更?と言う訳です。
現場に伺いました。
工場があったころの高圧第一柱が残置され
その柱に腕金を取付けて低圧電気メーターが
2台横並びに取付られています。
1台はあきらかにはみ出しています。
(赤い線が地堺ですね)
なんでも裏の家の住人が引っ越され代わりに入った方が
自動車を入れようと整地されていて気が付かれたそうです。
「もう何十年もこの状態なんだけどねえ・・・。
でもはみ出してるなら直さないと、だね」
田舎のことですし(失礼)隣同士同じ名字が並ぶ地域、
つまり親戚同士なので普段は地境なんか気にしてません。
はみ出しに気が付いても咎める人もいなかったのでしょう。
これは想像ですが取付時にはまだ土留めが無い
土の状態だったので中電の検査員も気が付かなかったのではないでしょうか。
中電に工事の確認とって作業開始です。
取付木板は腐食して性が抜けてましたので廃棄。
新しく板を取付して縦並びに取付します。
ビフォー
アフター
完了です。
バッチリ敷地内に収まっています。
「これで御隣に御迷惑にならなくてすむわー。
ありがとー。」
いえいえ、こちらこそ。
御依頼ありがとうございました。