4K8K放送 技術講習会
今年2018年12月から実用放送が始まる4K8K衛星放送のための技術講習会に参加しました。
これまでは「4K8Kはブースターやなんかの設備を変えんと見れんらしい」との曖昧な知識
しかありませんでしたが、なぜ設備更新をしないと見られないのか、が理解できました。
今までの衛星ハイビジョン放送の周波数帯は1032MHz~2071MHz
新しい4K8K衛星放送の周波数帯が2224MHz~3224MHz
つまり今使われている設備では新しい周波数帯に対応できない、と言う事でした。
では地デジ、衛星放送受信設備とはどんな物があるでしょうか?
一般的には①地デジ、BS/CSアンテナ ②ブースター ③分配器 ④室内テレビ端子 があり
これらの間をテレビ用の配線でつながっています。
4K8Kを見たい場合はこの中の①~④と壁端子とテレビをつなぐプラグを交換が必要になります。
(配線については2000年以降に新設された設備であればほとんどがそのまま使えるとの事)
最近新しく発売されているこれらの機器はほとんどが4K8K対応品との事ですので、4K8K放送を
ご希望ならば早めの検討もできます。
(4K8Kを希望しないのであれば現状のままで大丈夫です)
2020年は東京オリンピックが開催されます。
テレビ放送の改革の歴史はオリンピックと共に進んできました。
今回もそれに倣って進められているようです。
今のところ、4K8K放送が見られるTVやチューナーは発売されていませんし、(4K対応TVは発売済み)
それらの価格もわかっていませんが、時代は着実に進んでいます。
当社ももっともっと勉強していかなくてはと改めて感じた講習会でした。