ブースターの交換で納得していただけました。
「台風が行ってからテレビの映りが悪くなった。
NHKは映るけど他はザラザラ。
中古住宅で入居時にブースター交換したけど映らなくなったから
元に戻してそのまま。
意味わかる?」
「・・・とりあえず見させていただきます。」
ブースター云々の話は「ビデオブースター」ではなく「ブースター電源部」
だったというよくある話でした。
さて、その他の状況を伺って増幅部かアンテナが原因と思われますので
はらでんレスキューの料金体系を提示。
了解もらえたので屋根の上に上がってみます。
アンテナは若干問題ありですが測定してみると現状のままでも
電波の強さ、質ともまあまあ。
ただしブースターの一次側(入力側)と二次側(出力側)で
レベルがほとんど変わりません。
どうも電波を増幅してないようです。
(名古屋向きの電波で観てるのにアンテナは本宮山を向いていますが
矢印の状態なので修正できないのです)
ブースター交換をお勧めし費用を提示させていただきました。
( ブースターがアナログVHF対応品で地デジ対応でないのも
交換を勧める理由の一つです)
ここでちょっと話がややこしいことに。
御主人は「映ればいいから、とりあえず早く安く済ませたい」
とおっしゃったのですが
奥様は「この先アンテナ自体もいずれダメになるなら
修理せず光テレビに切り替えたほうが得」
と考えられて
意見が分かれてしまったのです。
応急処置か全交換か廃止か、
即日対応と調査見積後日対応での費用対効果、
光テレビへの切り替え手数料とランニングコスト、
などなど。
しばらく夫婦で検討されていましたが、
とりあえずブースター交換で当日復旧という話で落ち着かれました。
高所作業車の作業で「はらでんレスキュー」の調査費が
通常よりも割り増しになっていたので余計に悩まれたようです。
(今日は調査だけで後日アンテナ総取り替えになったとすると
高所作業車の料金は使う都度かかるので次回工事になると
総額は結構割高になってしまうのです)
早速作業にかかります。
夕方からの訪問だったので日が陰ってきて気が焦りますが
命綱ロープに安全帯を掛けながら慎重に作業します。
作業前
作業後
交換終了。
末端で測定して改善を確認。
テレビに接続しますと子供さんたちから歓声が。
「やったー。映ったよーーーー。」
嬉しい瞬間です。
ブースターの部品代も合わせて料金が40000円越えでしたので
ご夫婦とも作業中は渋い顔(失礼)をされていましたが
綺麗に映るようになったら一転、大変喜んでいただき
美味しいコーヒーを御馳走になりました。
御依頼ありがとうございました。